WHAT'S COCORO ?
「心」って?
皆さんは、カレースープでも、カレーシチューでもない「スープカレー」の存在をご存知でしょうか?北海道以外の方には、まだ馴染みが少ないかもしれませんが、ブームに火がついた地元・札幌では、200店舗を超えるスープカレー専門店がひしめき合い、すでにラーメンを超える人気グルメにまで躍進しています。
とはいえ未体験の方にとっては、どうも「スープカレー」と聞くと、カレーを水で薄めたかのような水っぽいカレーを想像する方もきっと多いのではないでしょうか?中には「僕は2日目のカレーのようなコクのあるカレーが好きだからパス!」なんて方も・・・。とすれば、それは大きな誤解です。
スープカレーと一般的なカレーの違いとは?
まず、皆さんがご家庭でよく作っているカレーのレシピは?
- 肉、にんじん、玉ねぎやじゃがいもなどの野菜をひと口大に切る。
- 油を熱して玉ねぎ、にんじん、肉を炒める。
- 肉の色が変わったら、水を加えて煮る。
- 沸騰したら火を弱めアクをとり、市販のルーを加える。
- とろみが出るまでよく煮込んだら、出来上がり。
では、一般的なスープカレーのレシピはどうでしょう?
- 水に鶏ガラなど肉類や香味野菜を加え、じっくりと煮込みます。
- 煮込んだ後、鶏ガラや香味野菜をすべて取り除き、澄んだスープのみを残します。
- また同時に、じゃがいもなど野菜を適切に切り、下ゆでをするなど具の準備をします。
- 2で作ったスープにミックスしたスパイス、3で下準備した肉や野菜を加え、コトコト煮込んで出来上がり。
と上記の2つのレシピの違いを見てわかるように、日頃、皆さんが食べているカレーが、鍋にスパイス、野菜や肉などを加えながら次第に味を作り上げていくのに対して、「スープカレー」はまるでビーフシチューでも作るかのように、旨味とコクのあるブイヨン作りから始めます。つまり、調理工程そのものが大きく異なるわけです。いわば「スープカレー」は、「カレー」であって「カレー」でなく、独自の進化を遂げた札幌発の「新グルメ」と言っても過言ではありません。何はともあれ、一度召し上がって頂ければ、きっとこの感動と「スープカレー」の奥深さをご理解頂けるはずです。